速報:BGCの交差点に、ベントレー・ポルシェ・ランボルギーニが集結中

BGCを歩いていたら、ガラス張りのショールームの奥にベントレーが佇み、数十メートル先には青いポルシェ718ケイマンが「Porsche Philippines 30周年(Since 1996)」の垂れ幕とともに鎮座し、さらに先にはランボルギーニの赤と緑が並んでいる……という、庶民には目の毒すぎる光景に出くわしました。

実はこれ偶然ではなく、BGCの28th Street×11th Avenue付近には、PGA Cars社が運営するPorsche・Audi・Lamborghini・Bentleyの4ブランド一体型ショールームがあります。さらに32nd StreetにはロールスロイスとフェラーリDealer(Motostrada)も控えており、徒歩45〜60分圏内でスーパーカーを一通り「ウィンドウショッピング」できてしまう、フィリピン屈指の高級車激戦区として知られています。

値段を調べようとしたら、全部「お問い合わせください」だった

せっかくなので値段を調べようとディーラー各社の公式サイトを見て回ったのですが、ベントレー・コンチネンタルGTも、ランボルギーニ・ウルスも、ポルシェ718ケイマンも、軒並み「Price on Request(要お問い合わせ)」。日本なら価格.comで一発でグレード別価格まで出てくるのに、フィリピンでは正式価格が公開されていないという、地味にBGCらしい洗礼を受けました。

そこで発想を変えて、実際に売買サイトに出ている「生きた価格」を調べてみることにしました。

フィリピンの「物品税」が普通にエグい

正式価格は分からずとも、フィリピンの自動車物品税(Excise Tax、TRAIN法)は公開情報として確認できます。

400万ペソ=為替レートでざっくり日本円換算すると約1,000万円ライン。このラインを超えた瞬間、物品税率が一気に50%まで跳ね上がります。しかもこの物品税、車両本体価格に上乗せされたあとにさらに12%のVAT(付加価値税)がかかるという、税金に税金がかかる二段構えです。

日本価格 vs フィリピン実勢価格を本気で比べてみた

新車の正式価格が非公開なので、今回は「日本の新車価格(価格.com調べ)」と「フィリピンの中古車販売サイトに実際に出ている価格(Carmudi・Philkotse調べ、2026年9月時点)」を比較してみました。中古とはいえ、これが両国の価格差を知る一番リアルな手がかりです(為替レート 1ペソ≈2.53円で換算)。

■ポルシェ718ケイマン

■ランボルギーニ・ウルス

■ベントレー・コンチネンタルGT

特にウルスは、フィリピンでは中古であっても日本の新車価格をペソ換算で2倍以上上回るという、なかなかパンチの効いた結果に。関税・物品税・VATに加えて希少性も上乗せされるフィリピンの高級車市場、恐るべしです。

まとめ

正式な現地価格は各ディーラーにお問い合わせいただくのが確実ですが、フィリピンの物品税制度と中古市場の実勢価格を知っているだけで「なぜBGCのスーパーカーはこんなに高いのか」の輪郭は見えてきます。とはいえ見るだけなら無料。週末にBGCを散歩がてら、28th St×11th Ave周辺のショールーム巡りをしてみるのも、なかなか贅沢な「ウィンドウショッピング」かもしれません。

※本記事の価格は、Carmudi・Philkotse等に掲載の中古車情報および価格.com掲載の日本新車価格をもとにした試算(為替レート1ペソ≈2.53円、2026年9月時点)であり、実際の取引価格を保証するものではありません。正式価格・在庫状況は各ディーラーに直接ご確認ください。

参考にしたサイト