フィリピンに住んでいると、Hotpot(火鍋)の店が本当に多いことに気づきます。
中華系の本格火鍋から、食べ放題スタイル、ショッピングモールのカジュアル店まで選択肢はかなり豊富。休日になると、家族や友人と鍋を囲んでいる光景も珍しくありません。
でも、年中暑いフィリピンで、なぜこんなに「熱い鍋」が人気なのでしょうか。
今回訪れたZhenbao Hotpotで食事をしながら、その理由を少し考えてみました。
理由① 「みんなで食べる」文化と相性が良すぎる
フィリピンの食事は、一人ずつ別々の料理を食べるというより、テーブルに料理を並べてみんなでシェアするスタイルが基本です。
Hotpotもまさに同じ。
真ん中に大きな鍋があり、肉を入れる人、野菜を入れる人、「それもう食べられるよ」と教える人……自然と会話が生まれます。
料理そのものだけでなく、鍋を囲んでいる時間そのものが食事になる。
ここが、家族や友人と一緒に食べることを大切にするフィリピンの食文化とかなり相性がいいのではないでしょうか。現地でもHotpotはbarkadaの集まりやデートで人気の選択肢として紹介されています。
理由② 辛い派と辛くない派が共存できる
今回も鍋は2種類。

片方は唐辛子がたっぷり入った本格的な辛いスープ、もう片方は野菜やナツメ、クコの実などが入ったマイルドなスープにしました。
これがグループ飯として非常に優秀です。
「辛いもの大好き」という人と、「辛いのはちょっと……」という人が同じテーブルで普通に楽しめます。
肉だけ食べたい人、野菜中心の人、キノコ好き、海鮮好き。それぞれが好きな具材を好きなタイミングで入れられる。
全員が同じ料理を食べているのに、食べ方は全員違う。
これもHotpotの強さだと思います。
理由③ フィリピンで強い「UNLI」との組み合わせ
そして、やっぱり無視できないのがUNLI(Unlimited/食べ放題)です。
今回のZhenbao Hotpotは1人₱999のUnlimited Hotpot。

メニューを見ると、牛肉、ラム、豚バラ、野菜、キノコ、豆腐、肉団子、シーフード、麺類など、かなり種類があります。Zhenbaoは以前から₱999のUnlimited Hotpotを展開しており、複数の現地メディアでもこの価格帯と豊富な具材が紹介されています。
実際に肉を頼んでみると、薄切りの牛肉がどんどん出てきます。

鍋に入れて数秒。
辛いスープで食べてもよし、優しいスープで肉の味を楽しんでもよし。
「もう少し食べたい」と思ったら追加。
この気軽さはやはり食べ放題ならではです。
そして一番驚いたのが、ビール
個人的に今回いちばん「大丈夫なの、この価格で?」と思ったのがここ。
ビールまでUnlimited。
冷蔵庫にはSan Miguel Pale Pilsen、San Miguel Light、そして中国の青島ビール(Tsingtao)などが並んでいました。


火鍋+冷たい青島ビール。
これはかなり危険な組み合わせです。
辛いスープを食べる。
ビールを飲む。
また肉を入れる。
またビールを飲む。
永久機関が完成します。
Zhenbaoについては、過去の店舗紹介や現地動画でもUnlimited Beerを含むプランが紹介されています。
₱999という価格以上に「みんなで楽しめる」のが強い
もちろん、食べ放題なので「どれだけ食べれば元が取れるか」を考えたくなります。
でも実際に行ってみると、この店の良さはそこだけではありません。
好きな具材を選び、鍋に投入し、出来上がるのを待って、みんなで食べる。
辛かったらビールを飲む。
Hotpotには、普通のレストランよりも食事中にみんなでやることが多いんですよね。
だから食事そのものがイベントになる。
フィリピンでHotpotが人気なのは、味だけではなく、
「大人数で集まるのが好き」
「料理をシェアする」
「自分好みに食べられる」
「UNLIのお得感がある」
このあたりが全部うまく重なっているからなのかもしれません。
そして今回のZhenbao Hotpot。
₱999でHotpot食べ放題+ビールまで楽しめるという内容は、かなり強烈でした。
火鍋好きはもちろん、「フィリピンのHotpotってそんなに人気なの?」という日本人にも、一度試してほしい店です。
店舗:Zhenbao Hotpot
料金:₱999/人(今回訪問時)
内容:Unlimited Hotpot+ドリンク・ビール類
Google https://maps.app.goo.gl/TBUJjE7dLkMfvWMj6?g_st=ic
※料金、食べ放題・飲み放題の対象商品、制限時間などは変更される可能性があります。来店前に店舗で最新条件をご確認ください。